この記事では、私が副業を開始するまでにやったことをまとめます。これから副業をしてみたいけど具体的にどういう手順で何をすればいい?と不安に思っている人が少しでも安心して副業を始められるよう手助けできたら嬉しいです。詳細を説明したほうがよさそうな箇所は別途記事を作成するつもりですが、まずこの記事を読めば全体像を掴めると思います。なお、私のバックグラウンドはITエンジニアですが基本的な考え方はどの職業の方とも合うのではないか?と思っています。

【準備】副業探し前にやったこと

本業の会社規定の確認

本業の会社規定は必ず確認しておきましょう。私の会社では「本業と競合しないこと」、「副業の業務内容が本業に活きること」、「本業に支障のない範囲で実施すること」というあたり触りのない内容でした。上司には「お前にそんな余裕あるん?」と言われましたが「プライベートで使う時間を副業に当てるだけだし、本業にも〇〇という点で活かせると思うのでやらせてください」と説得しました。副業禁止でも、確定申告時に住民税の徴収方法を「普通徴収」にすればほぼバレません。その辺りの知識は別の記事にまとめます。

副業用のGoogleアカウントの開設

これは人によっては飛ばしてもらって構いません。私は

  • プライベートで利用しているメールアドレスがビジネス用っぽくない
  • Gmail、Googleドライブ、Googleドキュメント、Googleスプレッドシートなどをプライベートのものと完全に分けたかった

ために新規にアカウントを取得しました。ビジネス用のメールアドレスは小文字で「苗字+ピリオド+名前+好きな数字」(myouji.namae999@gmail.com)が無難でよいと思います。

【調査】本格的な副業探し

フリーランス・副業向けエージェントへの登録

ここからがいよいよ本格的な副業探しです。私はITエンジニアということもあり、以下のエージェントに登録しました。エージェントはなるべく多く登録しておいたほうがよいと思います。理由は、エージェントによって紹介可能な案件が異なる、かつ、副業向けの案件(週10~20時間稼働の案件)は件数が少ない(感覚的には全体の1割程度くらい)ためです。

  • レバテックフリーランス
  • Remogu(りもぐ)
  • HiproDirect(はいぷろだいれくと)
  • ITProパートナーズ(あいてぃーぷろぱーとなーず)
  • Offers(おふぁーず)

どのサイトも「この会社の検索にはヒットしないようにする」という機能があるので、本業の会社にバレたくない場合は必ず設定を行いましょう。

ちなみに、レバテックフリーランスは営業が凄まじく、初回面談をするまでは引っ越し業者並に電話やショートメールが来るので覚悟して登録してください(決して何かを押し売りされるわけではなく条件にあった案件の有無や副業の市況感を教えてくれます)w初回面談の日程のみ調整して、15分ほど電話面談すれば電話やショートメッセージは来なくなります。土日も含め翌日以降の日程をスケジュール調整できるため早めに面談を済ませてしまいましょう。経歴やスキルの棚卸しをしなくても「こんな条件の案件を探してる」ということだけ伝えれば、エージェントが後は質問に答えればいいだけなので気負わず面談にのぞんで大丈夫です。

自分のスキルの登録

各エージェントのサイトに自分の経験やスキルを登録しましょう。経験やスキルに沿って、求人を出している会社や仲介エージェントからオファーが来ます。求人を出している人が経験やスキルをイメージしやすいように具体的に入力しましょう。

案件探し

案件探しは大きく分けて、

  • エージェントの案件一覧ページでの案件の検索
  • エージェントとの面談
  • エージェントから届く新着案件メールの確認
  • エージェントや企業からのオファーの確認

の4種類があります。私は、「エージェントから届く新着案件メール」から案件を見つけました。短時間(週10~20時間)稼働、土日のみOKの副業という案件は母数が少ない上に副業に応募する人は多い、という構造になりがちなので案件はこまめにチェックするようにしましょう。

案件への応募

自分の条件に合いそうな案件を見つけたらエージェントの求人ページから応募します。案件詳細には、必ずこんな人(人物像、経験、スキルなど)を求めてる、という記載があるので自分の経歴を踏まえて「御社の役に立てます」ということを簡潔に伝えましょう。

【面談・契約】面談~契約締結

面談に向けた準備

書類選考に通ったら面談です。面談で聞かれる内容は、だいたい本業の就職面接で聞かれたことと同じイメージを持っていれば大丈夫です。大きな違いは、応募先企業の文化にフィットするか?というよりは即戦力として働けるか?を強く求められることです。

面談

いよいよ面談です。面談では準備したことを自信を持って話しましょう。また、案件詳細に書かれている条件(稼働時間や報酬など)で気になること、交渉したいことがあれば、このタイミングで合わせて伝えましょう。

契約内容の確認と締結

晴れて面談に合格すると契約書が送られてきます。最近は、電子契約(クラウドサインなど)が一般的なようです。業務委託契約の場合は、自分自身が明らかに不利にならないようにきちんと契約内容を確認し、必要があれば契約内容の修正をお願いしましょう。特に、業務内容、報酬、損害賠償、契約解除の条件などは注意して確認しましょう。

自分が納得のいく契約内容になったら、契約書にサインしましょう。ここまで来て、副業が開始できることが確定となります。

【開始準備】確定申告の準備と副業効率化

クレジットカードと銀行口座の開設

副業を始めると決めたらプライベート用とは別にクレジットカードを作成しましょう。副業を始めたら確定申告をするために確定申告書作成ソフトを利用して帳簿をつけることになります。その際に、確定申告書作成ソフトにクレジットカード上の支出データを連携することになりますがプライベートの支出が混ざってしまうとそれを取り除く膨大な手間が発生することになります。。。

銀行口座をプライベートと副業用で分ける理由は、クレジットカードと同様です。銀行口座を分けることで確定申告書作成ソフトに売上を連携する際に本業の給与や賞与などが混じらないようにします。

PCの買い替え

PCの買い替えは必要な人だけで問題ありません。私の副業先はPCの貸与がなく、私用PCを利用する職場でした。また、私用PCは既にMicrosoftのサポートが終了しているWindows10かつWindows11へのアップグレードが不可能だったのでなくなく買い替えを決めました。サポート切れのWindows10端末を利用してウィルスに感染→副業先に損害を与える、とならないようにするためです。

PCへの副業用ユーザーの追加

自分のPCに副業用のユーザーを追加しましょう。副業関連のツールやファイルがデスクトップやフォルダ上で混ざると管理が面倒になるためです。そのため、Windows、Macに関わらず副業用のユーザー追加は強くお勧めします。

Chromeプロファイルの追加

PCへのユーザー追加と同じ理由で、Chromeプロファイルの追加も行いました。こちらも主にブックマークやサイトの閲覧履歴がプライベートと副業で混じらないようにするためです。副業用のGmailアカウントと紐づいたプロファイルを作るのがよいと思います。

【開始後】1ヶ月以内にやるべき手続き

開業届&青色申告承認申請書の提出

副業で得た所得を事業所得にするためには開業届の提出が必要です。更に、事業所得で最大限節税効果を得るためには青色申告承認申請書の提出が必要です。私はマネーフォワード開業届というサービスを利用しました。同サービスを利用すると開業届、青色申告承認申請書の提出が15分ほどで完了します。

マネーフォワードクラウド確定申告の契約

副業を事業として行うと、副業先への請求書の発行したり、経費の仕訳をしたり、確定申告書類を作成したりと細々とした作業が発生します。その手間を軽減してくれるのがマネーフォワードクラウド確定申告です。副業として事業を行うために必要な経理周りの機能はすべて揃っていると思いますし、経理ソフトの最大手なので安心感もあります。

【番外編】簿記3級の取得

副業の所得を事業所得にするためには複式簿記という方法で帳簿を作成する必要があります。仕訳は前述のマネーフォワード確定申告が自動で行ってくれるのですが、簿記の知識がないと仕訳の意味が全くわからないと思います。なくても事業自体は始められますが簿記3級は事業を行う上で最低限の知識だと思うのでなるべく早く簿記は取得しておくことを推奨します。

まとめ

この記事では、副業を始めるにあたってやること、やったほうがいいことの全体像をまとめました。不安になることなどがあれば、質問を送っていただければ私にできる範囲で回答をしようと思いますのでお気軽にご連絡ください。